齋藤 孝 (著)
齋藤孝先生とお仕事をさせていただくのは二回目でした。、柔和なルックスの斎藤孝先生。優しいし、すごく穏やかな印象を受けますが、ひとたびご自分の世界に入ると、なんていうか、とても宇宙的。本を選んでいただく時も書棚に向かった瞬間、別の人間になったかのように動きが鋭くなります。本の背と対話をするように齋藤孝先生の視線が動く時、なんだか写真を撮っていて鳥肌が立ちました。
もちろん挿絵程度の写真なんだけど、またお会いしたいなあ。
写真を撮影するために齋藤孝先生に黒板の前で「擬似的に授業」をしていただいたんですが、ペンが走り出すと加速していく感じで、あっという間に黒板が文字と図形の宇宙になって。
混沌とした中から情報が浮かんでくるようでとても神秘的でした。難しいことはわかんないけど、先生の頭の中、すごいんだろうなあ。