小黒 きみえ (著)
雑誌『きょうの料理』で一年間お世話になった連載を、一冊にまとめていただきました。本を見ながら、「ああ、小黒先生のパン食べたい!」と叫びそうでした。オーブンから立ち上る良い香りは最高ですよ。
パンは生きています。気候や風土によって、はぐくまれてきた歴史があります。
でもね、撮影時の気候がそのパンを作るのに適しているとは限りません。生地やバターの機嫌を伺いながらの撮影、先生、本当にお疲れさまでした。
それにしてもこの単行本、とことん詳しくプロセスが載っています。生地の状態もわかりやすいです。そして、ほんとにおいしかった!
個人的にはメロンパンやマフィンが赤ちゃんのほっぺのようで好きです。